千葉大学医学部では、高校生地域医療バスツアーを実施します。現役医学生と共に3つの医療機関を巡り、地域医療の魅力を深く知る1日とします。
詳細につきましては、リーフレットと実施要項をご確認ください。
日時:2026年3月25日(水)
対象:千葉県医師修学資金貸付制度のご利用にご興味のある高校1・2年生
参加費:無料
募集定員:10名
申込締切:2025年12月22日(月)
実施要項
千葉⼤学 ⼤学院医学研究院 医学教育学
伊藤彰⼀
千葉⼤学 ⼤学院医学研究院 千葉県寄附講座 地域医療教育学講座
村⼭愛、荒⽊信之、尾﨑尚⼈、鋪野紀好
【企画運営】
- 千葉⼤学千葉県寄付講座地域医療教育学
- 千葉県健康福祉部医療整備課
- NPO 法⼈千葉医師研修⽀援ネットワーク
【背景】
医師の地域偏在対策として、 千葉県では医師修学資⾦貸付制度を整備し、 医学部を⽬指 す⾼校⽣に制度説明の場を設けている。しかし、本制度利⽤を検討する段階では、地域医療の現状に加え、地域で医師として働くということなど、⾃らの将来に関わることについて⾼い解像度ではイメージできていない。この解決のため、本制度の利⽤を希望する⾼校⽣が、将来地域で医師として働くことをより具体的に理解することを促進するた め、「⾼校⽣地域医療バスツアー」を企画した。
【⽬的】
バスツアーに参加する⾼校⽣が、「地域の暮らしや⽂化を知る」「地域の医療を知る」「地域で働くことの特性を知る」場を経験することにより、医師修学資⾦貸付制度と照らし合わせて⾃らのキャリアを⾼い解像度で理解できるようになる。また、修学資⾦受給⽣の⼊学時点での地域志向性をさらに⾼め、千葉県の地域医療に意欲的に携わる従事者を増加させる。
【⽅法】
⽇ 程 :2026 年 3 ⽉ 25 ⽇(⽔)
移動⼿段:バス
参 加 者 :応募時に⾼校に在学している者 10 名
協 ⼒ 者 :千葉県医師修学資⾦貸付制度利⽤中の医学⽣ 5 名
医学教育学および地域医療教育学教員 5 名程度
場所と滞在予定時間:
| 訪問施設 | 所在地 | 滞在予定時間(予定) |
|---|---|---|
| ① ⼤多和医院 | ⻑⽣郡⽩⼦町 | 10 時 00 分〜11 時 30 分 |
| ② 道の駅むつざわ | ⻑⽣郡睦沢町 | 12 時 00 分〜13 時 00 分 |
| ③ いすみ医療センター | いすみ市 | 13 時 30 分〜15 時 00 分 |
| ④ 季美の森リハビリテーション病院 | ⼤網⽩⾥市 | 15 時 30 分〜17 時 30 分 |
それぞれ機能の異なる三医療機関を順にバスで巡る。 地域住⺠が、実際に具合が悪くなった時、診療所に相談し、病院に紹介され、⼊院加療後、 回復期リハビリテーション病院を経て地域に戻る、といった流れを追体験する。
⾏ 程 :
- バスで地域医療機関に向かう間に、バスツアーと各地域についてのガイダンス(個 ⼈情報の扱いへの注意なども含め)やクイズを⾏う。
参加者は医学⽣や医師、地域医療学教員とコミュニケーションをとる。また⾞窓から地域を⾒て地域理解の⼀助とする。 - 各医療機関を⾒学する。滞在時間は 90 分ほどを予定している。
20 名程度で伺いますが、院内の⾒学は 4-5 名程度(医学⽣・教員含め)のグルー プに分かれる⾒学やグループでの議論を⾏う。 - 道の駅や地元の飲⾷店で⾷事をとる。
参加者は同時に地元の⼈とコミュニケーションをとり、地域理解の⼀助とする。 - 振り返りを⾏う(医療機関の⼀室、またはバスの中)。
以上から、「地域の暮らしや⽂化を知る」、「地域の医療を知る」、「医師として働くと いうことの特性を知る」を達成する。
以上



